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慈愛は自愛から

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日本語には、同音異義語が多い。
しかし、この『じあい』ほど、素敵な関係はないと私は思うのです。

私達がメールや手紙で、相手の健康を気遣う際によく、「どうぞご自愛ください」と書しますね。
『自分を愛してください、自分を大事にしてください…』ということですが、しかし現代人には、なかなか難しいことなのかもしれません。どちらかというと多忙すぎて、心身共に酷使していることの方が圧倒的に多いですね…
頑(かたく)なに虚勢を張って、素直に表出しようとしているエネルギーを、私達は時に無理やりギューッと心の中に押し戻そうとすることがあります。
例えばそれは、相手を伴う時なんかがそうなのですが、一瞬の選択が大切だと分かってはいても、人間は生身ですから完全無欠のようにはいきません。そういう体験を、一つひとつ積み重ねることに意義があると思うので、何も恥じることはないと思うのです。
そういう時に行き場を失ったエネルギーを、他人に迷惑をかけることなく発散させる方法を思いつけば、行き先を失ったエネルギーが、ストレスとして心の中に鬱積するのを防ぐことができると思います。個人個人、それぞれ自分にあった方法を編み出すのも楽しいかもしれませんね。

因みに私の場合は、( こんなブログ書いていますが、ウリグリースだって人間ですから… 笑 )やっぱりフィットネスクラブなんですね。私の通っているクラブに、『カーディオキック』という、ボクシング系のプログラムがあります。ストロークやキックの組み合わせの、超ハードなプログラムですが、これがエネルギーの発散に一役買ってくれるんです。

看護師という仕事は、受容の精神を養うという意味において、私の人生シナリオのテーマにとって、とても大切な体験学習だと思っています。慈愛というものがどのようなものであるのか?という部分についての学習をさせていただいているんですね。苦痛に喘ぐ人を前にして、今この人に対して自分に求められているものはなにか?ということを徹底的に問われるのです。

この慈愛という大いなる感情は、自分自身を否定したり、自分を愛せていないと、決して心の中に芽吹くことができないと感じます…表面的には、いくらでも慈愛っぽく見せるシチュエーションは取れますが、それでは相手に対して却ってマイナス効果となることの方が、多いと思うんですね。
日々これ精進なり…ですね。このような学習は、それこそ頭で考えて習得できるものではなく、やはり心で感じて磨いていくものだと思います。まだまだ未熟者ではありますが、生きた体験を一つひとつ踏みしめて歩んでいくことなんですね。

自分を愛するためにも、心の健康…意識してみてください。
私達は、物理的にはとても恵まれた環境にいますから、その気にさえなれば、いくらでも方法は見つかります。

※涙が流れる時は思い切り泣いて、心の汗を流してください。涙は宝物ですね。
※嬉しい時や楽しい時は、お腹を抱えて大笑いしてください。笑いは福の神です。
※落ち込みそうな時のために、大笑いできるビデオを一本用意してください。心のカンフル剤に なります。
※怒りがどうしてもおさまらない時は、押入れの布団に、強烈なボディーパンチを浴びせてくだ さい。誰にも迷惑はかかりませんし、相手にマイナス波動を送ることもありません。
( 注:た だ し、相手を恨むような感情は持たないこと。あくまでも一極集中型で、エネルギー  の散が目的です)
by uriguri-s | 2006-09-16 00:03 | 心の健康
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